クトゥルフ神話

【FGO】禁忌降臨庭園 異端なるセイレムのクトゥルフ神話ネタ解説

今回は「禁忌降臨庭園セイレム」「異端なるセイレム」で出てきたクトゥルフ神話のネタ解説をしていきたいと思います。

流石に情報量が多く、全てを解説できるとは思ってませんので、管理人の分かる範囲での解説になります。

セイレムのネタバレを含みますので、まだクリアしていない人はご注意を!!

禁忌降臨庭園セイレム

セイレムはクトゥルフ神話にも登場する舞台であり、人口44,688人、1626年に建設されています。

劇中では「5万人が消えた」と言われているので大体あっています。

主人公一行がレイシフトした場所は、セイレムの中の「ダニッチ(ダンウィッチ)」と呼ばれる小さな集落だと思われます。

ダニッチ(ダンウィッチ)

人口373人。農業を営む小さな集落。

劇中とは違いダニッチは1692年から入植が始まり、その後の1912年に恐るべき事件が起こる(ダニッチの怪)

最初にこの場所を発見し、人々を引き連れてきたのは「アブサラム・ウェイトリー(後述)」である。

過去には工業などで多少栄えていたが、時代が進む事に古びた腐敗の空気が漂い、無人の空き家、朽ちた集会場、放棄された工場など、酷い有様となっていく。

主人公達がレイシフトした時代は、まだ暮らしが良かった時代のように見えます。

ランドルフ・カーター

クトゥルフ神話の登場人物で「ランドルフ・カーター」そのまんまです。

カーターのモデルとなっているのは「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」(クトゥルフ神話の生みの親)だと思われます。

イラストに関してですが、よく似ており、明らかにラヴクラフトをイメージして描かれたと思われます。

実際には魔神ラウムだったので、このカーターは偽者という事がわかりましたね。

これはラブクラフト本人の事を指しています。

時空を旅する紳士(チャンドラプトラ)

名前を言いかけていますが、おそらくは「チャンドラプトラ」と言おうとしています。

チャンドラプトラとは「ランドルフ・カーター」の別名になります。

簡単に言えばこちらが本物のランドルフ・カーターという事ですね。

自分で自称している通り、時空を自在に移動する事が可能です(時を駆けるおっさん)

銀の鍵を所持していた事もあり、タウィル・アト=ウムル(後述)に連れられ「窮極の門」を通った人物でもあります。

アビゲイル・ウィリアムズ

忠実の魔女裁判では最初の告発者として有名なアビゲイルですが、管理人は魔女裁判について詳しくありません。

ではクトゥルフ神話としての見方ならどうなるでしょうか?

正体は“タウィル・アト=ウムル”?

恐らくですが、神話生物の1体であるタウィル・アト=ウムル(ウムル・アト=タウィルとも呼ばれる)がモチーフではないか?と思われます。

タウィルは「窮極の門」の門番であり、ヨグ=ソトースの化身でもあります。

「門の導き手にして守護者」や「古ぶるしきもの」という名で呼ばれたりもします。

タウィルは銀の鍵を持つ人間の前に現れ、その人間が「窮極の門」へ至るに相応しいかどうかを見極める、という役割を持っています。

他にも「人々の夢を現実のものにできる」「夢見る人を他の時間や場所に送る」という能力も有しています。

しかし本編でのアビゲイルは「生ける“銀の鍵”」と言われていたので、まったく関係ないかもしれませんが…

ちなみにダニッチには「アビゲイル」という名の人間が何名かいたりします。

宝具発動時の呪文について

アビゲイルは宝具発動時に呪文を唱えていますが、これはヨグ=ソトース招来の呪文と思ってもらって間違いないでしょう。

イグナ…イグナ…トゥフルトゥ・クンガ…我が手に銀の鍵あり。虚無より現れ、その指先で触れ給う…。 我が父なる神よ、我、その神髄を宿す現身とならん。薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん! 」

最初のイグナ…イグナ…トゥフルトゥ・クンガ」については、クトゥルフ神話「ダニッチの怪」で、ヨグ=ソトースの息子であるウィルバー・ウェイトリーの弟が死の間際に発する言葉と同じで、意味としては「父よ、父よ、助けたまえ!」とかそんな感じである。

「窮極の門」というワードがたびたび出てくるが、これもヨグ=ソトースを指しており、ヨグ=ソトースに会うためにはこの「窮極の門」を越える必要がある。

その窮極の門の途中には薔薇の香りのする海があり、それを越えなければならない。


これは「万歳…万歳…お父様」みたいな感じになるか。

ラヴィニア・ウェイトリー

ラヴィニア・ウェイトリーはクトゥルフ神話「ダニッチの怪」に登場する人物です。

fgoでは1692年のセイレムにいますが、実際にラヴィニアが居るのは1900年代のダニッチとなります。

ラヴィニアは1912年の2月2日に、ヨグ=ソトースの双子の子供を産む事になり、これが「ダニッチの怪」の始まりとなるのです。

その後1926年に「ウィルバー(息子)が恐ろしい」という話をメイミ・ビショップ(ラヴィニアの親友)にした後に失踪します。

ですが、ウィルバーの日記には「ラヴィニアを処分した」というニュアンスの事が書いてあるので、殺害されたのだと思われます。


fgoでの彼女はヨグ=ソトース招来の方法やイブン・グハジの粉(後述)を作成できたりと、魔術師としては非常に優秀だと思われる。

アブサラム・ウェイトリー

クトゥルフ神話における「ダニッチの怪」での彼は、農耕的自然崇拝者の秘密カルト「信じる者たち」と呼ばれるカルト集団、これを率いていたのがアブサラム・ウェイトリーでした。

彼は元々セイレム周辺に住んでいましたが、1692年に発生した魔女狩りを逃れるため、人里から離れたダニッチに入植。

彼はカルト集団を率いていますが、同時に錬金術師でもありガラス製造業者でもありました。

自らの息子達や友人達と協力し製粉所、製材所、縮絨工場、ガラス工場などを建て、初期のダニッチの発展に貢献します。

1722年に死亡し、その遺産は息子達の受け継がれます(息子達は遺産争いでかなり揉めるが…)

fgoでのアブサラムはラヴィニアの祖父という立場でした。

ピックマン夫妻

クトゥルフ神話には「リチャード・アプトン・ピックマン」という食屍鬼の絵を描く画家がいますが、このセイレムにいるピックマンは「ジョージ・アレン・ピックマン」ではないかと思われます。

「ジョージ・アレン・ピックマン」はダニッチに住む住民の1人で年齢は66歳。

彼はダニッチでは珍しくよそ者にも友好的な男です。

劇中ではサンソンに孫娘を救われ、その後の裁判では夫婦揃ってサンソンに有利な証言をしてくれています。

マーシュ船長

「オーヘッド・マーシュ船長」の事だと思われます。

ダゴン秘密教団を創設した人物であり、インスマスと呼ばれる場所の支配者でもあります。

とある儀式により「深きもの」と呼ばれる魚人と契約し、インスマスに暗い影を落とします。

危ない人なので頼っちゃだめです。

イブン・グハジの粉

fgoでは「霊体を物質化する」と言われていますが、正確には「目に見えないものを見えるようにする」という効果があります。

魔力が付与されている場所の魔法の境界線や、特定の場所に漂う霊気、不可視のクリーチャーなどが見えるようになります。

本編ではカーターに化けているラウムに投げつけて化けの皮を剥がしていました。

本家ダニッチの怪では、不可視の怪物であるウィルバー・ウェイトリーの弟に使用しています。

象牙の書(エイボンの書)

劇中では「象牙の書」と言われていますが、この書物の本当の名前は「エイボンの書」となります。

エイボンの書は500ページ程あり、その中には《ヨグ=ソトースとの接触》《門の創造》などなど、恐るべき呪文が盛りだくさんとなっています。

秘密主義カルトが代々受け継いでいる場合が多く、今回で言えばウェイトリー家が代々受け継いできたのかもしれない。

銀の鍵?

アビゲイルの両親の墓で見つけたペンダントのようなもの。おそらくクトゥルフ神話のアイテムである「銀の鍵」ではないだろうか?

仮に銀の鍵であれば、いずれヨグ=ソトースの化身が主人公の前に現れる事になるでしょう。

多分アビゲイルが来てくれるのではないだろうか?

…もしかしたら全く別のアイテムの可能性もありますが。

ユーゴ・ミーゴ

これはクトゥルフ神話の生物の1体で「ミーゴ」と呼ばれるクリーチャーの事です。

ミーゴは「ユゴスよりのもの」と呼ばれたりもしているので、そこから取った名前なのでしょう。

シャンタク鳥

シャンタク鳥は外なる神達の乗り物として扱われたりする生物です。

有名なところでニャルラトテップの従者でもあります。なぜストーリー終盤で出てきたのかは不明です。

【クトゥルフ神話TRPG】象のような乗り物「シャンタク鳥」について

膨らんだ女

カーターが言っているのは「膨らんだ女」の事を指しています。

この膨らんだ女というのはニャルラトテップの化身の1つであり、カーターが言っている通り見るもおぞましい太った女の姿をしています。

しかし、膨らんだ女の持つ「黒い扇」により、自身の醜い部分を全て隠蔽することができるのです。

もしもこれを見破れなかった場合、体重300キロ近い巨体の彼女に押しつぶされる事になるでしょう。

食屍鬼

食屍鬼は“グール”“しょくしき”と呼ばれます。

彼らにとっては「汚らわしいものがごちそう」なので、人や動物の死体、糞尿を食べたりしています(新鮮なものを好まない)

グールに関しては劇中でほとんど説明されてた通りかと思います。

外なる神 ヨグ=ソトース

ヨグ=ソトースはクトゥルフ神話の中でも屈指の強力な存在であり、クトゥルフの全神話生物の中で上から2番目の存在である。

そのため「副王」などと呼ばれる事もある。

劇中でも言われている通り“全にして一、一にして全なる者”であり、彼は全ての時間、全ての空間に移動する事ができ、同時に全ての時間、全ての空間に隣接していると言われています。

物語の最後でアビゲイルがこの存在を「門」を通じて呼び出そうとしていますが、もしも呼ばれてしまったらセイレムどころではなく、地球という惑星の生命が、根こそぎむさぼり喰われる事になっていたでしょう。

ロビンが見つけている「六角形の岩を配置した跡」というのは、ヨグ=ソトース招来のための準備の1つです。

セイレムまとめ

とりあえず管理人が分かるところがこんなものですね。全部が合ってるとは思いませんので、考察などの参考程度にしてください。

ここまで見てくださってありがとうございました。